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2024/03/01 (公開:2023/07/14)

福利厚生導入の負担を軽減する福利厚生代行会社とは


福利厚生導入の負担を軽減する福利厚生代行会社とは

「福利厚生を代行してくれるところがあれば、依頼したい」

「福利厚生を導入するにはどのような負担がかかる?」

 

上記のような要望・疑問を持つ、企業の福利厚生担当者は多いでしょう。企業による福利厚生は、従業員の健康管理に関わる重要な要素です。

 

品質の高い福利厚生を導入するなら、福利厚生代行会社の活用がおすすめです。この記事では、福利厚生の運営にまつわる負担や失敗例を解説します。加えて、代行サービスを利用するメリットも紹介していきます。

 

福利厚生を担当している人や、福利厚生の充実を図りたい経営者におすすめの内容です。自社に合った福利厚生代行会社を見つけましょう。

 

         


1.福利厚生を充実させる際の企業側の負担とは




福利厚生を充実させる際には、企業に少なからず負担がかかります。主な負担は、以下の2点です。

  • 費用負担が大きい
  • 管理負担が大きい

それぞれ詳しく解説します。

   

1-1 費用負担が大きい

福利厚生の充実に当たり、最初に挙げられる負担は費用面です。特に、資金繰りにあまり余裕がない企業の場合、費用負担のために満足いく福利厚生を用意することは難しいでしょう。福利厚生は法定福利と法定外福利に分けられ、それぞれに費用負担が発生します。

 

日本経済団体連合会の調査によると、法定福利厚生費は増加の一途をたどっていることが分かりました。[注1]  特に法定福利は法律で設置が義務付けられているため、企業の判断では費用を削減できません。法定福利費用で精一杯の企業は、法定外福利厚生を充実させる余力を十分に残せないでしょう。
 

[注1]日本経済団体連合会「2018 年度福利厚生費調査結果の概要」

 

 

1-2 管理負担が大きい

福利厚生の導入により新たに増える管理業務も、企業にとって無視できない負担です。福利厚生を運用するには、申請書類の作成や関係各所との調整などをする必要があります。企業には、福利厚生を専門に担当する部署は存在しないことが一般的でしょう。人事部や総務部の各部署ごとに担当者がいるなど、兼任している場合がほとんどです。

 

各部署とも、主な業務とは別に福利厚生に伴う業務を行っています。年々必要性の高まる働き方改革が推進されるなかで、福利厚生の充実を図るとなると、担当者の負担が大きくなることは想像に難くありません。

 

既存の福利厚生の内容について、時代に即した形に見直しが必要となる点も、管理負担を大きくしている要因の一つです。現行制度のブラッシュアップに十分なリソースを割けず、いつまでも従来の福利厚生を実施しているケースもあるでしょう。 



2.福利厚生が失敗に終わるケース


福利厚生自体は整えているものの、あまり効果が表れていない企業は多いのではないでしょうか。福利厚生が失敗に終わるケースとして、以下の3つが考えられます。
 

  • 利用率が低い
  • 従業員へ周知されていない
  • 申請が複雑になっている

それぞれ詳しく解説します。

          

2-1 利用率が低い

福利厚生の利用率が低く、名ばかりの制度となることは一つの失敗例と言えます。企業側が考える従業員の要望と、実際に従業員が抱いている要望とのミスマッチが原因です。一部の従業員にしか恩恵がない福利厚生も、利用率低下の一因です。

 

たとえば、レジャー施設の割引は、休日にあまり外出しない従業員にとっては恩恵がありません。一方、社員食堂や住宅費補助など誰でも利用しやすい制度は、歓迎されやすい傾向にあります。

 

福利厚生を整える際には、従業員の目線に立って内容を考えることが求められます。従業員のニーズを正確に把握するためには、アンケートを実施するのも有効な手段です。     


2-2 従業員へ周知されていない

せっかく充実した福利厚生を用意しても、従業員がそれを知らなければ意味がありません。一部の従業員だけが知っているのではなく、従業員に福利厚生について把握してもらう必要があります。福利厚生の内容を従業員に伝達する手段として、以下が挙げられます。
 

  • 書面での配布
  • メールでの配信
  • 掲示板への掲出
  • 社内報への記載

これらの方法で、自社にある福利厚生を従業員にアピールしましょう。従業員の福利厚生に対する認知度をさらに上げたいなら、説明会の開催も有効です。積極的に福利厚生を利用してもらい、満足度の向上を目指しましょう。

          

2-3 申請が複雑になっている


福利厚生の申請が複雑だと、従業員は利用したくても「面倒くさい」という気持ちが勝ってしまうことがあります。申請フォームが分かりにくい場所にあったり、何回も情報の入力が必要だったりしていませんか。特に承認フローが複雑な場合、「あまり利用させる気がないのではないか」と従業員が不信感を持ってしまうおそれもあります。

 

どれだけ充実した内容の福利厚生を用意できても、申請が複雑なために利用されなければ宝の持ち腐れです。従業員が気軽に福利厚生を申し込めるように、できるだけ手続きを簡素化することが重要です。

           

3.福利厚生の代行を依頼するメリットとは



福利厚生の充実化を図るなら、代行業者を利用するのがおすすめです。福利厚生を代行業者に依頼するメリットは、主に以下の4つです。
 

  • 費用負担を抑えられる
  • 管理負担を抑えられる
  • 従業員の満足度が向上する
  • 企業のイメージが高まる

主な福利厚生代行会社の利用料金は、従業員1人あたり月額数百円程度。一方、日本経済団体連合会の調査では、法定外福利厚生費の平均は従業員1人あたり月額で25,369円です。[注2]  代行サービスの利用により、費用面での負担を大きく減らせるでしょう。

 

福利厚生を代行会社に依頼すれば、その分担当者の業務も削減可能です。代行サービスを依頼する前と比べて人的リソースに余裕が生まれるため、本来の業務に集中できます。

 

従業員の満足度向上も、福利厚生代行会社の利用により考えられるメリットの一つです。福利厚生代行会社は、従業員のニーズに合わせたサービスを提供するノウハウを有しています。時代に合わせた福利厚生を用意できる点も、代行会社の強みです。

 

代行サービスを利用して福利厚生を充実させれば、企業イメージの向上も期待できます。企業イメージが上がれば、就活生や転職活動をしている人へのアピールとなり、採用力向上を狙えるでしょう。

[注2]日本経済団体連合会「2018 年度福利厚生費調査結果の概要」

 

          

4.福利厚生にお困りなら信頼のおける福利厚生代行会社へ



福利厚生を充実させる際には、費用負担や管理負担が企業に大きくのしかかります。福利厚生代行会社を利用すれば、これらの負担を軽減可能です。従業員の満足度や企業イメージの向上も期待できます。

 

信頼のおける福利厚生代行サービスをお探しでしたら、当ウェルナレを運営している株式会社イーウェル』でも各種福利厚生サービスを展開していますので、ぜひご相談ください。「時代の変化に即した福利厚生」「より効率的な健康管理の実現」を掲げており、さまざまな大手企業に導入されています。

 

イーウェルは、福利厚生業界大手のサービスとして幅広いノウハウを持っています。福利厚生に関する資料も数多く取り揃えていますので、以下の「サービス資料一覧」よりダウンロードのうえ、ぜひご覧ください。

 

株式会社イーウェル 運営会社ロゴ

著者情報

株式会社イーウェル ウェルナレ事務局

「人も、企業も、ウェルビーイングへ。」をテーマとして、企業の健康経営や福利厚生の支援を行う株式会社イーウェルが運営する、BtoB(人事総務向け)オウンドメディア「ウェルナレ」の編集部。
2021年7月にメディアリリース後、毎年60回以上、有名企業様とのコラボセミナーや官公庁の専門分野に特化した方を招いてのカンファレンス、大学教授による福利厚生勉強会の開催や専門家記事の掲載などを実施し、多くの方に好評いただいております。
人事部署や経営者が、会社のウェルビーイングを向上されるためのヒントを探して、日々活動しています。

 


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