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2022/06/28 (公開:2021/07/05)

健康経営アドバイザーとは


健康経営アドバイザーとは

「健康経営」を推進するにあたっては、それに必要な知識を備える必要があります。「健康経営アドバイザー」資格は、「健康経営」の専門家として、企業の内外で「健康経営」を推進していく力を持つ人を養成・認定する制度です。

2016年より、経済産業省の委託を受けて東京商工会議所が実施しており、すでに3万人以上が受講しています。

1.健康経営アドバイザーになるには

健康経営アドバイザーになるには、東京商工会議所が実施する「e-learning」を受ける必要があり、問題数10問、合格点は70点がラインとなっています。

ここでは、申し込み方法後の流れを記載していますので参考にしてください。

■申込方法

WEBから受付を行っています。個人もしくは団体(5名以上)での申込が可能です。
https://cbt-s.com/examinee/examination/tokyo-cci_kad.html

初めての受講であれば対象WEBサイトから「新規登録」を行います。
※団体受験の方は団体専用URLがあるので、WEBサイトの説明に従って受講してください。

■受講料金

8,800円(税込、テキスト代含む) ※2021/4/19 現在

■受講方法

PC/タブレット/スマートフォン(WEB閲覧可能な環境が必要)

■研修の内容

申込者にはテキスト(全277ページ)が送付されてきます。そのテキストをもとに、WEB研修を実施します。「健康経営」が必要とされている背景や、実践していくにあたってのポイントを習得していきます。

■認定の要件

WEB研修受講後、「効果測定」が実施されます。効果測定では7割以上に正答する必要があります。

WEBでの申込のため、特定の時期のみに限定されず受講できるのがメリットです。また、認定期間が2年間であることにも注目です。健康経営は、随時新しい知識や考え方が更新されていくため、2年後に改めて研修を受けなくてはいけません。

2.健康経営アドバイザーの役目はどんなこと?

「健康経営」の概念や知識は、今後、社会に浸透させていく必要があります。そのために「健康経営アドバイザー」は、健康経営の知識が不足している企業(経営者)へ、まずは健康経営の重要性を伝えていきます。さらに重要性を認識してもらった企業が、実践へ踏み出せるようにサポートやきっかけ作りを行います。

特に、中小企業に対して、健康経営の知識を伝えることが求められます。中小企業は大企業と比較して、コアメンバーで事業運営を行っており、人的リソースが欠けることは事業継続に致命的な影響となる可能性もあります。

健康経営のメリットを経営者に認識してもらうための活動は今後一層求められます。

3.健康経営アドバイザーは何をしてくれるのか?

健康経営アドバイザーというのは、健康経営をスタートしようとしている企業や健康経営を実施しているがうまくいかずなかなか前に進めなくなった際に的確なアドバイスが可能です。

では、健康経営アドバイザーが実際にどんなことをしてくれるのかを5つご紹介します。

3.1 ① 健康経営の基本概念を語れる

経営的な視点で従業員の健康管理を考えることが「健康経営」にとって重要です。今までの健康管理は、労働安全衛生法上の最低限を確保すればよい、という考え方でしたが、そうした「守りの健康経営」から、経営的視点から従業員の生産性向上のための「攻めの健康経営」まで包括的な概念を語れる必要があります。

3.2 ② 健康経営の社会的背景

少子化による将来的な生産年齢人口の減少、従業員の高齢化、社会保障制度の維持問題など、社会構造的な課題についても知識習得の必要があります。健康経営が注目されているのも、深刻化する社会問題に対し、効果的な対応策となり得るという背景があります。国や地方自治体も、積極的に「健康経営」を推進させようと政策や制度を整えはじめています。

3.3 ③ 健康経営を実施するメリット

健康経営には多種多様なメリットがあります。例えば、職場の活性化により生産性が向上することや、社会保障費の削減が想定されます。

また健康経営を実施している企業へは、優秀な人材も集まりやすくなります。

3.4 ④ 健康経営の公的施策

経済産業省が主導となり、様々な公的施策が行われています。

東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄」が選定されたり、東京商工会議所により「健康経営アドバイザー」資格が制定されたり、経済団体・保険者・自治体などの民間団体による「日本健康会議」発足など、様々な環境整備についても知識を深める必要があります。

今後は、地方自治体でも健康経営の顕彰制度を拡大させており、健康経営関連の認定を受けたことでのメリットはますます大きなものになっていくでしょう。

3.5 ⑤ 健康経営の一般的取り組みの事例

健康経営アドバイザーであれば、すでに健康経営を推進している会社の事例にも精通している必要があります。

大企業の取り組み事例以外にも、中小企業の事例を数多く知っておくと、具体的なイメージを企業に説明しやすくなります。

健康経営の第一歩からPDCAの循環まで「健康経営推進支援サービス」

健康経営を推進する上で必要な「健康経営度調査」「健康投資管理会計ガイドライン」などを活用して、貴社の健康経営の第一歩からPDCAを回していくお手伝いをするコンサルティングサービスです。

4.健康経営エキスパートアドバイザーは何をしてくれるのか?

「健康経営アドバイザー」の上位資格として「健康経営エキスパートアドバイザー」があります。

健康経営課題を推進しようと試行する中小企業に対し、課題抽出や改善の提案、計画策定といったより実践的なサポートが行える人材の認定資格です。

4.1 エキスパートアドバイザー受講の資格

健康経営アドバイザーの認定者であり、所定の有資格者または所定の実務経験者であること

【所定の有資格者とは】

(経営・労務に関する資格)

  • 社会保険労務士
  • 中小企業診断士

(医療・保健に関する資格)

  • 医師
  • 保健師、看護師
  • 労働衛生コンサルタント
  • 管理栄養士
  • 健康運動指導士

エキスパートアドバイザーの認定方法

受講資格を満たした上で、

  • 知識確認テスト受講
  • ワークショップ参加

を行った上で、必要要件を満たせば認定となります。

5.まとめ

「健康経営アドバイザー」資格は、比較的受講しやすいため、「健康経営」を取り組み始めた企業のご担当者にもおすすめの資格となっています。

基礎的な知識を習得した上で健康経営実務に携われば、「健康経営エキスパートアドバイザー」にも挑戦できます。

今後、ますます重要性が増す「健康経営」の推進役が期待されている資格です。是非積極的にチャレンジしてみてください。

■監修者 株式会社イーウェル 健康経営推進室


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